猫ちゃんが、一生懸命に毛布や飼い主さんに「ふみふみ」している姿は、何とも言えなくらい可愛いしぐさですよね。
猫好きには、きっと大好きなしぐさだと思います。
そんな「ふみふみ」をしているのには、どんな理由があるのでしょうか?
今回は、可愛いけれどちょっと不思議な猫のふみふみする理由について紹介していきますね。
猫がふみふみする理由
猫ちゃんが、毛布などを「ふみふみ」するのは理由は、子猫の時に母猫のお腹を前足でふみふみすることで、母乳の出をよくするためしていた名残だと言われています。
大人になった猫が「ふみふみ」を毛布や飼い主さんにしている理由は、主に4つに分かれます。
- 子猫の気分♪
- ストレス解消
- 母猫と早くに離れてしまった
- 飼い主さんに甘えたい
猫ちゃんは、気ままな印象がありますが信頼している相手には甘えたいんですね(*^-^*)
子猫の気分♪
子猫の時に、母猫のそばにいて気持ち良かった甘えていた気持ちを思い出して「子猫返り」しているんですね(*^-^*)
とても心地いい状態の穏やかな気持ちなので、そのまま眠ってしまう事もよくあります。
飼い主さんのそばでリラックスして安心していると考えて間違いないですよ。
ストレス解消
毛布をかじりながらふみふみする場合は、「ウールサッキング」と呼ばれています。
猫ちゃんも日常生活の様々な理由でストレスが溜まるので、ふみふみすることでストレス解消しているんですよ。
「ウールサッキング」は、まれに毛布の繊維などを飲み込んでしまい腸閉塞など体調に悪い影響が出ることがあるので、注意してあげて下さいね。
母猫と早くに離れてしまった
子猫が母猫から自立するのは、だいたい生後3か月くらいです。
完全に自立する前に母猫から離れてしまった子猫は、大人になってもふみふみする事が多いようです。
充分に母猫に甘えたい時期に甘えられなかった分を、毛布や飼い主さんにふみふみして甘えているんですね。
飼い主さんに甘えたい
愛猫ちゃんのそばにはいつも飼い主さんがいるので、信頼関係ができてきます。
猫ちゃんが心から「自分の事を受け入れてくれる存在」だと思っていたら、飼い主さんに甘えたくなっちゃいますよね。
子猫の頃の甘えたい感情を思い出しながら「ふみふみ」したくなっても不思議ではないですね(*^-^*)
ふみふみしている時に、「ゴロゴロ」と喉を鳴らしていたら、猫ちゃんにとっては幸せな時を味わっているんですよ。
猫ちゃんが満足するまで「ふみふみ」させてあげて下さいね。
猫がふみふみしない理由
最高に可愛い「ふみふみ」ですが、次第にふみふみしなくなってくる猫ちゃんやそもそもふみふみをしない猫ちゃんもいます。
それななぜなのでしょう?理由を解説しますね。
ふみふみする対象物がない
猫ちゃんは、毛布やクッションなど柔らかさを堪能している場合もあるので、家の中に猫ちゃんの気に入る対象物がない場合は「ふみふみ」はしません。
猫ちゃんの「ふみふみ」が見たい場合は、お眼鏡にかなう対象物を見つけてあげると良いでしょう。
肌触りの良い柔らかい毛布など、お眼鏡にかなうと突然ふみふみしてくれるかもしれません。
親離れが出来ている
ふみふみは子猫時代の記憶と密接につながっています。
その為、ふみふみ行動が見られない時は、親離れが上手くできていると考えられれんですよ。
強要することなく、自立した猫ちゃんなんだと受け入れてあげて下さいね。
環境の変化
引っ越しや部屋の模様替えなど、環境の変化に敏感な猫ちゃんは新しい環境に慣れリラックスできるまで「ふみふみ」しないことが多いのです。
リラックスしているからこそ「ふみふみ」して甘えてくるので、環境に慣れ落ち着いてくると再び「ふみふみ」してくれるようになる場合が多いですよ。
この場合は、気長に様子を見守ってあげることが大切です。
猫ちゃんのふみふみは可愛いですが、全ての猫がするわけではなく、飼い主さんを信頼していてもふみふみをしない猫ちゃんもいます。
その子その子で甘える行動も違ってくるので、ふみふみしないからとがっかりしないで下さいね。
きっと違う形で甘えてくれていますよ。
猫がふみふみしている時の飼い主さんの行動は?
猫ちゃんがふみふみしている時は、甘えていることが多いのでそっと見守ってあげると良いでしょう。
ふみふみしている行動は、母猫や信頼している人の前でしかしません。
飼い主さんの前で、ふみふみしているのは飼い主さんを信頼している証拠です。
決して無理にやめさせたり、ふみふみしている毛布などを取り上げたりしないで下さいね。
まとめ
猫ちゃんのふみふみは、基本的にリラックスして心地いい状態なので好きなだけさせてあげて下さいね(*^-^*)
我が家の2匹の猫ちゃんは、年長の猫の方がよくふみふみしているんですよ。
下の子に遠慮して甘えられないから「甘えたいよ!」のアピールなのかなと思いますw
いずれにしても、猫ちゃんのふみふみはとても幸せなひと時です。
邪魔をせずに、温かく見守ってあげたいですね。