猫ちゃんがいたずらをした時、ついつい大きな声で怒ってしまった経験がある飼い主さんも多いのではないでしょうか?
猫ちゃんは、大きな声で怒られてしまうと威嚇されていると思い怒った相手を敵だと思ってしまうんです。
愛猫ちゃんに敵だと思われるなんて、悲しすぎますよね(^-^;
今回は「怒らずに伝わる上手な猫のしつけ方」を紹介しますね。
猫の上手なしつけ方
猫ちゃんが、「カーテンによじ登ってボロボロになった」「大事な家具で爪とぎされた」「棚の上の大事なものを落とされた」・・・飼い主さんにとっては「やめて~」と怒ってしまいそうな場面ですよね。
猫ちゃんにとってこれらは「遊び」や「習慣」の1つでしかなんです。
飼い主さんが、「登っちゃダメ!」「ここで爪を研がないで!!」と怒ったところで、猫には伝わっていません。
では、どうすれば猫ちゃんに伝わるか紹介していきますね。
しかる時は言葉を決める
叱る時のポイントは「猫が分かるように伝える」事です。
猫ちゃんにも学習能力があるので、同じ場面に同じ言葉で言い続けることで段々と認識していってくれるようになります。
毎回違う言葉で叱るのではなく、叱る時の言葉を決めて家族で統一するようにしましょう!
毎回悪いことをした時に「ダメ!」または「コラッ!」と短く分かりやすい言葉に決めれば、猫は「ダメ!」・「コラッ!」と言われたら「これは悪いことなんだ」と分かってくれるようになります。
我が家は、「ダメ!」と短い言葉に決め、誰か一人が「まぁ、いいか~」と態度を変えないようにして続けたら、机の上に登ったり、家具で爪を研ぐことはなくなりましたよ(*^-^*)
毎回、同じ声のトーンで伝える
猫ちゃんが理解してくれると言っても、人間の声は「音」して認識しているので「だめ!」の言い方を毎回変えていると、同じ言葉だと認識してくれません。
優しく言う「ダメ」と厳しく言う「ダメ!」では、同じ言葉でもニュアンスが違うので、声の大きさ・声の調子は変えずに毎回同じトーンで伝えることが大事です。
叱る時はその場ですぐに
猫ちゃんがいたずらをしているのに、「前回は叱ったけど、今回は叱らない」「いたずらをした後すぐに叱らず、時間が経ってから叱る」などは、飼い主さんの態度に一貫性がなく猫ちゃんが混乱してしまう原因になります。
ポイントは、「いたずらしたら、すぐにその場で叱る」ことが大事。
叱るタイミングは、いたずらをした直後です。
時間が経ってしまうと、なぜ叱られているのか全く分からなくなってしまいます。
まぁ今回はいいやぁ・・・や後で・・・と、飼い主さんの都合で変えたりせずに、同じいたずらはいたずらした直後にしかりましょう!
大きな声で怒鳴らない
猫ちゃんは、大きな声や大きな音が苦手です。
怒鳴られていると、威嚇や攻撃されていると勘違いしてしまい怒鳴っている相手を「敵」と思ってしまいます。
大好きな飼い主さんであっても、怒鳴られると苦手になってしまい猫ちゃんに避けられてしまうかもしれません。
愛猫ちゃんに嫌われない為にも、怒鳴ったり大きな声で叱らないようにしましょう。
猫のしつけは「天罰」を使う
猫ちゃんがいたずらした時に叱るのではなく、「天罰」を使う方法があります。
実際に天罰を与えるのは飼い主さんです。
ポイントは絶対に天罰を与えていることを猫ちゃんに悟られてはいけません。
猫ちゃんがいたずらした時に、一時的に驚かせることでいたずらを中断させることが目的です。
天罰を何度か続けていくことで、猫ちゃんに「その行動をすると嫌なことが起こる」と学習させ、いたずらしないように仕向けていきます。
飼い主さんが天罰を与えていることを悟られてしまうと、猫ちゃんが避けてしまうので気をつけて下さいね!
天罰は、猫ちゃんが嫌いな「水」や「音」を利用します。
天罰の方法
- 水鉄砲や霧吹きを使って猫に水をかける。
- 「パン」と手をたたいたり「あっ!」と大きな声を出す。
- いたずらした時にお手玉やビー玉を投げて驚かせる。
我が家では、天罰を与える時は必ず家族がいるときにします。
人数が多いと誰が天罰を与えたのか分かりずらいので、猫ちゃんから嫌われる可能性が低くなりますよ(*^-^*)
まとめ
猫ちゃんと仲良く暮らすためには、猫ちゃんだけでなく飼い主さんの努力も必要です。
むやみやたらに猫ちゃんを怒っていると、信頼関係を築くことも出来ず仲良くなれないですよね。
しつける時は、猫ちゃんに分かりやすく一貫した態度でしつけて下さいね。