いつもはしっぽを優雅に動かしている猫が、急にしっぽを膨らましている光景にビックリしたことはありませんか?
我が家は2匹の猫(4歳♀/生後5か月♂)がいますが、先住猫にちびちゃんが挑んでる時にちびちゃんのしっぽが膨らんでいます。
相手を威嚇している時に膨らむことが多いんですが、しっぽが膨らむ理由はそれだけではないんですよ(*^-^*)
そこで今回は「猫のしっぽが膨らんだ時の気持ち」を紹介していきますね
猫のしっぽが膨らむ理由は?
いつもはのんびりと穏やかに動いているしっぽが突然「大きく膨らんだ」時、一体どんな気持ちが隠れているのでしょうか?
猫のしっぽが膨らんだ時、6つの下の理由で膨らんでいることが多いんですよ。
- 威嚇・怒り
- 驚いた
- 恐怖
- 理解できない
- 拒否
- 興奮状態
威嚇・怒り
猫は、縄張りを持って生活する動物なので、家ネコであっても、それぞれお気に入りの場所(縄張り)やおもちゃがあります。
先住猫は心が広いので、ちびちゃんがお気に入りの場所で寝ていても威嚇することはありません。
ですが、ちびちゃんはお気に入りの場所や自分のテリトリーに入ってこようとすると、先住猫に向かって威嚇していきます。
また、せっかく遊んでいたおもちゃを先住猫にかすめととられ時も、威嚇して怒りを表現しているように感じますよ。
威嚇している時は、小さな体を大きく見せようと全身の毛を逆立てしっぽは2倍くらい太くなっていますw
庭にカラスや野良猫が来ることがあるんですが、先住猫が窓の外の野良猫に気が付いた時は一気にしっぽが膨らんでいました。
きっと「縄張りから出ていけ」と威嚇しているんですね。
驚いた・恐怖・理解できない
突然目の前に得体のしれない物が置かれり、大きな音でドアが閉まった時など、それまで気持ちよく寛いでいたのが一変!
しっぽを「ぽんっ」と膨らませていました。
また、苦手な掃除機を出すと、一気に毛が逆立ちしっぽが膨らんでいます(^-^;
突然の大きな音に驚いたり、音の原因が理解できなかったり、逃げる場所がないことへの恐怖が膨らむ要因になることも。
先住猫とちびネコの違いで驚いたのは、雷が鳴りだした時、先住猫は慣れているのか雷の音に反応はしても、しっぽが膨らむことはありませんでした。
反対にちびちゃんは、しっぽを膨らませて隠れるように狭い場所に入って行ったので、子猫の方が慣れない状況に恐怖を感じやすいにかもしれません。
しっぽが膨らんでいる時に、落ち着かせようと無理に抱っこすると、引っかかれる時もあるので気をつけて下さいね。
落ち着くまで、そっとしておいてあげるといつの間にかしっぽも元に戻っていますよ(*^-^*)
拒否
キャリーバックに入る時やシャンプーをする時は、しっぽが膨らんだり毛が逆立っていることがあります。
猫が「嫌だ」と感じる時にも、しっぽが膨らむようですね。
もしくは、嫌だという「拒否」と嫌なことをされる「怒り」どちらもあるかもしれません。
興奮状態
意外なことに、猫は興奮したり嬉しい時にもしっぽを膨らませることがあるんですよ(*^-^*)
子猫や若い猫によくみられる状態で、遊んでいるうちにテンションが上がりすぎてしっぽが膨らんでいることがあります。
うちのちびちゃんは、家の中で走り回ったり、大好きなボールで遊んでいる時は興奮しているので、よくしっぽが膨らんでいます。
猫じゃらしで遊んであげている時も、ヒートアップしてくると膨らんできますね(^-^;
そういう時に手を出すと、甘噛みされたり猫パンチされることも・・・。
猫のしっぽが膨らんだ時の気持ち
猫のしっぽが膨らんだ時の気持ちは
- 威嚇・怒り→「縄張りから出ていけ!」
- 驚いた →「びっくりしたよ」
- 恐怖 →「怖い・どうしよう」
- 理解できない →「どうして」「いったい何?」
- 拒否 →「やめて」「嫌だからね」
- 興奮状態 →「もっと・もっと遊んで」「もっと楽しむぞー」
きっとこんな風だと思います。
しっぽを膨らましている状況によって、気持ちも変わってくるので面白いですね。
まとめ
猫のしっぽが膨らむのは、威嚇だけではなくほかにも色んな感情の表れなんですね。
また、子猫と成猫や老猫でもしっぽが膨らむ原因には違いがあるようです。
好奇心旺盛な子猫の方がちょっとしたことに、しっぽを膨らませていることが多いですよ。
どんな時にしっぽを太くしているか観察してみると、愛猫の気持ちが理解できるかもしれませんね。